沖縄が世界に誇る武術「空手・古武道」
沖縄を発祥とするこの無形文化は人種・年齢・性別・国境を越え発展し、今や全世界160数カ国、5000万人の愛好者がいると云われております。
1997年には沖縄県の無形文化財として公式認定されました。我々は、本DVDを制作するにあたり、先人達が伝承しようと努めた「空手・古武道」の神髄を偏見無く並列して見せる事を心掛けました。
あえて必要以上の解説を省き、神髄を伝えるべく淡々と生の音と、活きた映像を画面を通じて見せる事で、現代、そして未来への伝承を試みました。
一流派の技術解説や歴史を綴った書籍や映像は数多く現存します。しかし沖縄4大手といわれる「首里手」「那覇手」「泊手」「上地流」「古武道」を流派を越え一つにまとめ得たものは本DVD以外に存在しません。
それは日本の誇るべき文化としてとらえ、貴重な文化遺産として益々発展する事を、支援・啓蒙する事を目的とし、表現した証と確信致します。
沖縄空手・古武道記録制作委員会
(注意:下記の沖縄の最高指導者達の順番は順不同になっております。本サイト、DVD及び予告編映像内記載の出演者の段位、名称、役職等は本ドキュメンタリー撮影年のものになるため現時点での段位、名称等の表記が異なる場合があります事をご了承ください。)
ABOUT Karate Masters
仲里 常延:少林寺流(1922~2010)
全沖縄少林寺流空手道協会初代宗家、少林寺流開祖
沖縄県指定無形文化財
「沖縄の空手・古武術」の保持者、少林寺流範士10段
八木 明達:剛柔流
(1944~)
国際明武館剛柔流空手道連盟名誉会長、宗家、範士10段アメリカ、カナダなど海外での沖縄伝統空手(剛柔流)の普及にも力を注いでいる
大城 信子:小林流
(1947~)
沖縄初の女性道場主。大信館協会会長、沖縄県内最大級200人以上の門下生を持つ。小林流教士8段、沖縄県空手道連合会常任理事兼技術委員長